<JASRACについて考える6月後半過去ログ>

署名運動 投稿者:店をやってるものです  投稿日: 6月30日(水)05時30分38秒

文化庁やジャスラックの支部に出しても
殆ど効果・反応は期待できないと、関係者サイドから
の話を人づてに聞きました。
ジャスラック本部へ直接。これしかないだろうとの事です
出来れば全国組織的にし、極力みんなの総意という形にする
と、いいだろうとの事です


それと 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月28日(月)23時42分3秒

一連の問題の先輩格は何と言ってもカラオケです。こちらの過去の交渉例はかなり参考になるんではないでしょうか。こちらは業界組織で対峙してるようです。

カラオケ 著作権料 とかでグーグルで検索してみるといろいろ情報を得られます。とりあえず、このあたり(↓)は重要かなと・・・。

http://www.zensyaren.or.jp/kanyuu/koramu_2.htm
http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/teigen/teigen4.htm


Re 音楽著作権使用料規定改正の要請その2 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月28日(月)21時54分27秒

>SWANさん
イナジーさんに相談なさると良いと思います。
あの方なら、何か良い手段を思い付いてくれるかもしれません。

>イナジーさんをご存じない人たちへ
新潟ジャズ界の長老のような人です。

http://www.ir-waiwai.co.jp/inajie/



Re 音楽著作権使用料規定改正の要請 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月28日(月)13時40分3秒

ついに、具体的な行動に展開するのですね。

●JAZZ喫茶側が著作権の重要性を認識していないと言うのはJASRAC側の誤解であって、支払いが可能なシステムがととのえば対立する必要は本来無い。
●現状の料金体系を含むシステムは海外のシステムと比較して、JAZZ喫茶ライブハウスなどの付則14条によって支払い義務を科せられた業種にだけ条件が厳しいことがわかったので、これは改善されるべきであり、JASRAC側は過去分の請求に関してもこのことを考慮して柔軟対応すべきではないか。

こうした大前提はまず言えると思います。そのうえで、他の業種や海外のシステムと照らした上での支払いの条件提案をまずは自分サイドでまとめられればよいと思いますが、どうでしょう?JASRAC側のいくら払って欲しいと言う主張に対して、我々が支払う額はこれが妥当ではないかという具体的なモデル案ということですね。その額の裏付けは、海外のシステムや国内の他の業種との比較などで出来ると思いますし。

しかし、そのためには全国レベルでの当事者間の意見交換が必要ですね。これをどうするかの方法がまず提案されるべきではないかと・・。
編集済


ReRe 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月28日(月)12時45分43秒

けんさん、お久しぶりですね。

>社会全体への貢献であるかどうかと、著作権処理が必要かどうかは
現状、直接関係あるものではないでしょう。

それは、まさにそうなんですよ。要は法律とはそのようにしかはたらかないもののようなので、法律というものを良く知って状況を操れる者(そうした領域を法律に積極的に持たせ温存させる者)が一方的に優位に立てる、そういう状況がまずあるということ。

しかし本来は、人間の真実に基づく行動(表現の自由、活動の自由、言論の自由、など)に対して、人々が様々に反応評価することこそが、社会をクリエィティブな方向で成長させる為の最重要な役割としてあるのです。つまり、人為の限界を超えられない法律以上の真実というものがあり、これに照らしての解釈というものがあるということです。以前、じろう丸さんが指摘した、法的正義と社会的正義の問題ですよ。その領域に対応して法律とその解釈が存在する必要など無いので、既に通した法がよしとするかぎり、その理屈に見合っているかぎりは、自らの主張は全て通る(べきもの)という信念(←この場合より宗教的な意味での信念でしょうね)がJASRACにはありますね。まさに「法律教」という感じですよ。

まあ、付則14条のこと、料金体系のこと、などなど、まずは如何に(意外とマヌケで)おかしな理屈でモノゴトが回ってるかを全国民的にはっきりさせる必要はあると思います。法として動いているものは、全て権力に守られているので安全だとJASRACが思っているとすれば、それは間違いでしょう。法的に勝っても意味の無い状況に展開してる音楽産業の現状を理解できないとすればそれはかなりまずいでしょうね(←JASRACって社団法人と言っても音楽産業でしょ、少なくてもそれと無関係に自立は出来ないですよね)。この線から言うと、僕らもJASRACと日本の音楽産業の将来の為に苦言を呈してるとも言える訳ですよ。

もうそろそろ、メジャーの業界の方からだって、そこまでユーザーの自由を奪って、結果的に音楽を聞くことが息苦しいような環境を確立されてしまうと、業界全体ますます冷え込んでしまうじゃないか、という意見が出てくるんじゃないでしょうか? もう、かなりそうですけどね。JSRACは着メロでフォローするからいいとして、直接の打撃が来るのはレーベルですからね。


音楽著作権使用料規定改正の要請 投稿者:SWAN  投稿日: 6月28日(月)11時02分54秒

音楽著作権使用料を支払う事に異議を申し立てる人は少ないと思います。しかしJASRACの算定表に拠る音楽著作権使用料の徴収方法に違和感を覚え異議を唱える人は非常に多いと思います。
多くの署名・要望が集まりました。関係機関に是正を要請したいのですが、より効果的な方法を模索中です。提出・要請の方法に関してのご意見お聞かせください。


Re: 京都のパレットの問題ですが。 投稿者:けん  投稿日: 6月28日(月)09時38分25秒

社会全体への貢献であるかどうかと、著作権処理が必要かどうかは
現状、直接関係あるものではないでしょう。
「理論」が幼稚であるならば、それを変えさせることも国民の責任ですよ。
「理論」は法律なのですからね。

自治体や地域住民等から要請を受け、パトロールによる防犯活動の観点から、
一般の自動車にも青い回転灯が装着できるように道路運送車両法の保安基準を
緩和する方針を決めたという事例もありましたね。
要請がなけりゃ変わらないわけで。


京都のパレットの問題ですが。 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月27日(日)14時04分21秒

一般社会の常識としては普通こうですよね(↓)。

いくら芸術のため苦しい中やってるとは言っても、JAZZ喫茶やライブハウスをボランティア活動だとまで言う人はいません。商売だという前提での話ですね。それに対して、自分の財産の一部を提供されている方や、時間を作って協力されている方々によるパレットのような活動を見て、一般の商業活動の範囲を越えた社会全体への貢献であると認識できないひとは非常に珍しいことになるでしょう。

ところが、これを区別できないのがJASRACなのです。担当者が非常識だとかそういう問題を言ってるのではないのです。JASRACの活動が依存している理論に、これを区別する概念(能力)がない以上、社員が真面目に勉強して一生懸命仕事に励めば励むほど、こうした事例が増えて行くんですよ。

その理論とは、実に幼稚なものなんですよね。

>演奏に著作権手続きが必要ないのは▽営利を目的としない▽どんな名目でもお金などの入場料をとらない▽演奏する人や指揮者にギャラ(報酬)支払いがないケース。つまり学校の吹奏楽部などが文化祭などでコンサートや演劇をする場合などに限られている。

と、まあ、この理論どおりに考えると、そりゃぁ、払うしか(払わせるしか)ないことになりますね。社会福祉や文化活動と一般に思われる行為も入場料をとればそうした性質は無いという、非道と言うよりはお粗末な(はっきり言うとマヌケな)概念を全国民に向けて主張せざるを得ない今回の担当者と言うのも、ある意味不幸ですよねぇ。

それにしても、いつもいつも(この件でも典型的パターンですね)、JASRACは自己改革できない本質に関しては、それを問題ではないとするため(自らそう思うためかな?)、奇妙な問題意識を国民に植え付けようとしますね。

>「ぱれっと関係者とは現在交渉している。一般の喫茶店とは違うことはお話をお聞きしてわかったが、私たちは作家の方から権利をお預かりしている団体。他店との公平性もある。とかく目に見えないものに対して使用料を支払えというのは酷いんじゃないか、みたいな風潮があるが、著作権者の権利は保護されるべきもの。喫茶店という形態である以上、免除規定もありません」と、見解。要は使用料徴収免除はできないという考え。

「とかく目に見えないものに対して使用料を支払えというのは酷いんじゃないか、みたいな風潮があるが」というレトリックは、もうさんざん聞かされて来たことですが、このパレットの場合、支払い義務のあるなしに関してあまり確かな認識がないようですが、払わないとまでは言っていないですね。支払いを行った場合、営業が成り立たないかも知れないので何とかならないものかと言ってるのでしょうから、支払う意志が潜在的にはあると判断できます。この観点をつきつめていけば、JASRACのシステムの方が現状にあってない可能性があるので、そちらも考慮出来ないのかと言う主張になるはずです。払えるシステムなら問題ない訳ですから。JAZZ喫茶問題とここは基本同じです。そう言っている相手に対し、問答無用に、あなた達は払うべきものを払わないと主張するのですね(だったら裁判所で会いましょう!)、という姿勢しかとってこなかったのがJASRACだということです。

編集済


「噂の真相」に愛をこめて 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月26日(土)21時55分27秒

>ストレイホーン(デューク)さん
返信は要らないとのことですが、そうはいきません。良い機会なので、これだけは(他の人たちにも)言っておきたいと思います。

国鉄の腐敗は、民営化される直前には知る人ぞ知る公然の事実でした。
しかし、そのことをハッキリ報道するメディアはありませんでした。(今のJASRACと同じです)
何故、国鉄(現・JR)やJASRACは新聞や雑誌やTVで批判されないのか?
答えは簡単。あらゆるメディアは、この2者に対して頭が上がらないのです。
新聞、雑誌は書店のみならず、駅の売店で通勤時のサラリーマン層に多く買われています。もし、鉄道会社内のスキャンダルなど書いたら、たちまちその報復として駅の売店から締め出されてしまいます。そうなると新聞社、雑誌社にとっては死活問題ですから、国鉄批判など出来るわけがないのでした。
近年、「週刊文春」が「JRに巣くう妖怪」と題してJRへの批判記事を掲載したところ、たちまちキヨスクから締め出されてしまいました。それで結局「週刊文春」はJRに謝罪したのでした。
TVも同じ。番組を制作するのにスタッフの移動等で鉄道を利用しないわけにはいきません。だから国鉄(現・JR)のご機嫌を損ねないよう、一切批判はしないのです。

そのために、一部の人には国鉄の腐敗が見えなくなってしまったのです。

JASRACも事情は同じ。多くの人気アーティストの権利を握っているこの団体を批判しようものなら、TVやラジオの番組に音楽を使わせてもらえなくなるし、アーティストへの取材も出来なくなりかねません。

だから、マスコミがJRやJASRACを批判することなど、金輪際あり得ないのです。
唯一、月刊「噂の真相」だけが何度も国鉄やJRのスキャンダルを書いていました。
実際、「噂の真相」は凄い。タブーなき報道姿勢を貫き、皇族さえも批判した!
ただ、ついにJASRACだけは批判しないまま(し忘れた?)休刊してしまいました。

せめて、インターネットの提示板ぐらい、JASRACを本音で批判できなければ、やってる意味がありません。

http://www.uwashin.com/index.html


こくてつ 投稿者:ストレイホーン(デューク)  投稿日: 6月26日(土)05時15分6秒

国鉄は腐って崩壊したというのではなく、国が国民みんなの財産(税金)を守りきれずに、売り渡してしまったのだと思います。
(横道話題なので、返信はいりませんです。汚いところを糾弾しようとして、でたらめにクビにされたひとのかわりにこれだけ書きたくなりました、失礼しました)


批判精神の大切さ 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月24日(木)23時46分58秒

JASRACを見ていて何かに似ているな、と思うことがあります。
たとえば、旧ソ連、国鉄、雪印、三菱自動車、銀行‥‥。
さらに、ここに警察と教師を加えてもいい。
いずれも腐敗した末に崩壊したか、あるいは現在そうなりかかっている集団です。

あえて警察と教師を加えたのは、彼らによる犯罪が目に見えて増えてきているからです。
青少年の凶悪犯罪も増えてきています。
こう言うと、いやJASRACは別に法律違反など犯していない、と反論する人がいると思います。
犯罪はモラルの低下によって起こります。JASRACは明らかにモラルが低下しています。たとえ今法を犯していなくても、腐敗しているのは事実なのだから同じことなのです。

では何故モラルは低下するのか? 誰も叱らないからです。叱らないから子どもは悪くなる。大人の団体も同じです。
前述の団体は、誰からもチェックを受けるシステムが無かったゆえに、腐敗にブレーキがかからなかったのです。
まれに内部の人間によって改革が試みられる場合がありますが、まず成功することは難しい。多くの場合、内部の人間が気付いたときは手遅れだからです。
例外はカルロス・ゴーン氏が社長に就任して思い切った改革を行って立ち直った、日産自動車ぐらいなものでしょう。

1939年に国によって結成され、唯一音楽著作権の管理を許可されて60余年も何のチェックも受けずにきたJASRACが、腐敗するのは当然なのです。
この団体に対し、常に目を光らせ、批判(叱る)してやることこそ重要なのです。


泣くより、怒れ! 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月24日(木)21時41分28秒

CANDYさんの見つけてくれた記事を読みました。
いったい「ぱれっと」に対してどのくらいの額を請求する心算なのか、現段階ではまだ分からないようですが、つくづくJASRACへの批判は止める訳にはいかないな、と思いました。

>「ぱれっと関係者とは現在交渉している。一般の喫茶店とは違うことはお話をお聞きしてわかったが、私たちは作家の方から権利をお預かりしている団体。他店との公平性もある。とかく目に見えないものに対して使用料を支払えというのは酷いんじゃないか、みたいな風潮があるが、著作権者の権利は保護されるべきもの。喫茶店という形態である以上、免除規定もありません」と、見解。要は使用料徴収免除はできないという考え。

このお店への請求を、JASRACに権利を預けている作家の先生達は望んでいるのでしょうか? 本来、著作物とは、著作権者の自由意志によって他人への使用の許可が決められるものであり、したがって権利を預かっている者(この場合はJASRAC)は、著作権者に相談してからしかるべき額を請求するなり、使用を禁止するなり制限するなりするのがスジだと思います。
そして当然のことながら、著作権者の意思によっては、請求そのものをしない場合だってありうるのです。

そんな馬鹿な、と言う人もいるでしょうが、本来著作物の扱いとはそういうものなのです。日本においては音楽のそれに関する限り、JASRACの独断で、おかしな管理がまかり通ってしまっており、いつの間にかそれが当たり前になってしまっているのです。 


はぁ〜・・・ため息出ますね・・・ 投稿者:CANDY  投稿日: 6月24日(木)19時30分27秒

福祉の喫茶店からも著作権料
宇治市小倉町・ぱれっと ふれあいコンサートも「営業」?

http://www.rakutai.jp/doc/2004/06/23/003.html

という記事を見つけました。
まったく・・・。
JASRAC会員の方に、
「音楽とは何なのか?」を問いたい気持ちです。


あ、肝心なことを書き忘れました。 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月24日(木)00時30分16秒

んー、ここまで洞察力のあるバイトだと正規職員もなにかとやりにくいでしょうなぁ。しかし、この方のアドバイスはごもっともではないでしょうか。やはり、ここはJASRAC会員ミュージシャンの皆様とお店の方々が、全国展開でがっちり組んで動く時なのかもしれないですよ。JAZZの店の場合、結構すぐ横で繋がれるんじゃないんですか。

>自分も職員相手に「JASRACのライヴハウス管理のやり方は問題ある」と議論をふったこともありますが、はっきり言って話はかみあいません。中には音楽をやっていた経験から理解のある職員もいますが、個々の職員には現状のシステムを変える提案は難しいでしょう。ですから巻上さんのように会員/評議員の方からの働きかけは有効と思います。


へぇ〜 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月24日(木)00時16分11秒

いやぁ、さすがJASRACですねぇ。アルバイトの方もここまで深かく関わっておられるんですねぇ。しっかし、この方の場合、同じアルバイトでも「ロン・チー?!おたくは・・」なんて人に比べるとちょっと品格が違いますよねぇ。

「A31」なんてまるで特命ミッションみたいですなぁ。Aだけでも最低31種目もある訳ですか?で、Aからあといくつ続くのでしょう。気が遠くなりますね。

じろう丸さん、新潟がちょいとしたバイト仕事のつもりだった分けないと思いますよ。名古屋のダンス教室の場合はJASRACの法律部門のフル活動でしょう。JASRACのHPに「この領域でのJASRACの主張は法的にもうクリアですよ、国民の皆さん、よく見といてくださいよ」みたいなコメントのってます。こうやってカラオケとか歌謡ショーとか、ひとつひとつやってきているんですね。地道な努力の積み重ねなんですよ。著作権完全管理へむけてのね。


アルバイト徴収員 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月23日(水)23時03分58秒

例の玉木宏樹さんの提示板に、JASRACでアルバイトをしている人の書き込みがありました。
以前紹介した、名曲喫茶のアルバイト女性の証言へのレスです。

>> JASRAC のその筋の方がなさってましたが、この対応がまた大変。
>> 「ロン・チー?!おたくは賭博もやっとるのかね?」、などというのは未だましなほうで、
>> (中略)
>> きっかり4分33秒、思いっきり涙を流しながら笑わさせていただきました。

>爆笑しましたが、これはおそらくJASRAC職員(正社員)ではないでしょう。
名刺に“契約取扱委託員”とありませんでしたか?これは職員ではなくて“アルバイト”です。

つまり、JASRACはアルバイトの人間に、徴収や使用料の算定をやらせているらしい。
さらに、
>JASRACのライヴハウス管理は内部では「A31」という種目です。
使用料規定を見るとわかりますが“箱バン入れて「歌謡曲」ばかりやっているようなキャバレー”
を基準にしたとしか思えません。これで
「コピーバンドがよく出るロック系ライブハウス」も
「新しい音楽を追及しているバンドが多いオリジナル系ライブハウス」も
「スタンダードジャズ中心のジャズ喫茶」も
「ほとんどフリージャズしかやらないフリースペース」も
同じように管理しようとします。
>つまり現場の音楽的性格を理解した上での徴収/分配のシステムではない、ことが問題です。

はからずも、私の想像したとおりのシステムだったようです。
「新潟ジャズストリート」の路上ライヴ(無料、無報酬)に対しても、勝手に席数を100席と見なして請求してきた徴収員も、あるいはアルバイトだったのでしょうか。


Re 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月23日(水)11時13分27秒

んー。国民としては百歩譲って、JASRACや文化庁の立場も考慮に入れて発言してるつもりなんですから、よろしくお願いしたいところですが・・。

JASRACの取り組みも、円周率は3でよいと押し通してしまう思考回路と共通してると思うのです。真面目に正しいことだと思ってやってることが問題なんですよ。日本特有の社会問題であり、具体的には教育制度の欠陥だと思っています。

(↓)ところで、また話がちょっと脱線しますが、円周率3事件に関してのこのサイトは面白いですよ。
http://binoculars.at.infoseek.co.jp/zakki9.htm

「円周率は3.14」をどうしてみんなすぐ覚えちゃってその後忘れないか、ということが重要です。小学生には円周率の概念は難しいのに誰もが数字はすぐ覚える。理由は簡単ですね。サンテンイチヨンという語の響がまるで音楽のように心地よいものだからです。九九とか、富士山麓に鸚鵡鳴くとか、これはもう理系と文系のインタープレイですねぇ〜。

この意味が分かる人にこそ文化云々のトップにいて欲しいんですが。


JASRACがこの件を通じて理解したこと 投稿者:bluetone  投稿日: 6月23日(水)01時58分56秒

何もないと思いますよ。

「音楽を演奏する」ということと「JASRAC管理曲を演奏する」ということが、本質的に違うということが彼らには理解できないんだから。彼らは後者に対する請求権しかないのに、前者まで管理して金を取ろうとしている。彼らが前者まで管理したり金を取れないなんてことは、常識以前の問題として明々白々です。前者の大きな枠の中の小さな後者を振りかざして、前者の全てに口が出せるように思っている人たちは、どこか根本的に頭がおかしいと思いますね。きつい言い方ですが。


それと 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月22日(火)23時46分48秒

bluetoneさんの言われている状況は、このままではもう当然の流れですね。もともとロックのライブハウスの多くはバンドがノルマを払って(←場所を借りて、ということですよね)自分達の曲をやるというのが普通ですから。意味の無いことに関わらない為の自衛手段を、みんな数々の事件から学んだということですよね。過去10年分いつ何をやったかきちんとつけておくことが重要だと思いますね。ただ、JASRAC側もこのあたりの問題は理解したと言うことでしょうか?適切な動きである事を願うばかりです。


市場の正義 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月22日(火)23時06分48秒

JASRACは裁判には強いですよ。クラブキャッツアイ事件(カラオケ)の判決を読んだら、どんな大犯罪が行われたのかと思っちゃいましたよ。裁判になれば必ず店は負けるというのが常識ですよね。ただ、その結果詳細を世界が見た時、どう判断するのかが、非常に僕は興味があるのです。特にJAZZに限っては、権利者のほとんどは欧米ですからね。米JAZZマンたちが、たとえばこのSWANさんの一件の状況をどう判断するのだろうと、いつも思うのです。モンクなら、コルトレーンなら、デュークエリントンなら、はたしてなんと言うのだろうかと。

それはそうとして、先ほどの記事の前に出た同じITmediaの記事に面白いのがあるんです。

>日本のコンテンツ市場成長率、世界平均の半分以下
出版市場やCD販売などの落ち込みが、デジタルコンテンツの伸びを相殺。デジタルコンテンツの成長率も低く、韓国や中国の猛追にさらされている。(ITmediaニュース)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0406/18/news062.html

JASRACや音楽業界や国が、目指す方向とは何なんでしょうね?規制や裁判による実力行使などで押し通して、国民の文化に関わる自由を大幅に拘束して、結局は世界のこの分野での激変の中で孤立(鎖国)するつもりでしょうか。法律では勝ち抜いても意味が無いということです。だって、産業ですから、消費者が嫌気がさしたらおしまいです。それが市場での唯一の正義です。もし音楽やその他の娯楽を買っても楽しめないというかなりの状況までこのまま行ったとしても、僕らには別に死活問題というほどでもないですよ。それはそれで、生活の原点に立ち返れていいかもしれません。

編集済


社会的正義 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月22日(火)22時05分27秒

JASRACの現在の算定方法や、お店への啓蒙(?)の仕方などは、一応法律違反ではないらしい。
だからといって、それが正しくて、なんら問題のないやり方かといえば、全然そんなことはないのは言うまでもありません。
実際SWANさんも、JASRAC相手に裁判までしたのだから、法律違反でないことぐらい解かっているのです。ただ、モラルとして如何なものか?‥‥ということなのです。

下のコマプ墨田さんの紹介しているサイトには、こんな一節があります。
>ここでわれわれが混同してはならないのは、「法的正義=社会的正義」ではないということだ。社会的正義は、人間の常識や教養といった中から生まれてくる。一方で法的正義は、時に社会的正義とは別の次元で正当化されてしまうという、危険な側面を持っている。数々の訴訟や法改正のなかに、「ん?」というようなものが最近増えていないだろうか。

JASRACの問題は、そもそも法律に違反しているかどうかなどという次元の問題ではないのです。人間としてのモラルの問題であり、お店を経営している人たちにとっては、生存権をかけた戦いなのです。
したがって、“自称・法律を学んでいる一市民”などの出る幕など最初からないのです。
ディークさんは「けん」という人物について認識が甘すぎます。これほど社会的正義や市民感覚の欠落した人物も珍しいのです。
「けん」の言っていたことを、世間一般の考えなどと思ってはいけません。
普通のお店の37倍もの算定方法を、法に触れていないという、ただそれだけの理由で「何処に問題があるのですか? 教えてください、何処ですか?」などと言ってのけるような人間をまともな社会人だなどと思うほうがどうかしています。


↓ 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月22日(火)19時17分44秒

ざっと読んだところ、直接は、ライブハウスでの著作使用の問題ではなかったですが、問題の原点は同じですよね。


海外の眼 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月22日(火)19時07分27秒

今から自分も読むところです。

なぜ戦わないのか?
日本のコンテンツ保護は厳しすぎる――なぜ戦わないのか?(ITmedia)

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0406/21/news003.html


はじめまして 投稿者:まー  投稿日: 6月22日(火)05時35分15秒

アメリカで(主にジャズ)ドラマーをしてます。とはいっても本業ではありませんが、・・・週末はたいていどこかで演奏しています。(演奏に対して、入場料を取る場合と取らない場合がありますが、いずれの場合もギャラは発生しています。)で、僕の知っている限りで言いますが、バーやクラブ、その他の場所で演奏していて(約5年)、これまでに一度も著作権料を払ったことがないどころか、取り立て屋に会ったこともありません。

アメリカでは、著作権料の収入の多くは放送収入である、という話を聞いたことがありますが、アメリカには無数のラジオ局があり、そのほとんどは零細企業みたいなものだと思います。彼らが多額の著作権料を払っているとは思えません。(この部分は推測ですが。) 著作権料を多額に払っているのは大手のテレビ局などに限られるのではないでしょうか。

「外国の著作物の分配」 に関しては、JASRACが情報を開示しない以上、明細を全く不明ですが、確かめる方法はあるかもしれません。一つの方法は、こんな感じです。

アメリカで比較的無名のミュージシャンに曲を書いてもらい、それをBMIなりASCAPに登録する。-->
その曲を日本で誰かに演奏してもらう。-->
しばらく待って、その作曲者に著作権料が入ったかどうかチェックする。

と、まぁ、こういう感じですが、現実的には難しいものの全く不可能というわけではありませんねぇ。あ、それから、もし、分配分けをしてるかどうか見たいのならば、その曲を一度も演奏しないことでチェックできると思うのですが。
もっとも、予測では、いずれにせよ、日本からの著作権料が入ってくるとは思えないですけど。


(無題) 投稿者:店をやってるものです  投稿日: 6月22日(火)03時31分55秒

ライブハウスでの演奏は音楽をその場で作ってるのです
著作権を払うのは当たり前だと僕は思います
でもジャスラックに登録してる曲があるからといって
その音楽を作る(ジャズは特に)行為にまで入ってきて
額を決めてるようなきがします


現実問題として 投稿者:bluetone  投稿日: 6月22日(火)03時18分6秒

 若手のミュージャンや、新しく立ち上がるクラブやライブハウスなどは、すでに「JASRAC会員になったり自作曲を管理委託する行為」が、自分たちにとって不利益にしかならないことに気づいているようです。

 ミュージシャンは演奏しなければ一銭もお金が入りませんし、クラブもライブハウスもお客さんに音楽を聴いていただいてお金を稼がなければ経営ができません。
 しかし、ここにJASRACという団体が介在すると、ライブハウスもクラブも経営ができずに廃業に追い込まれ、ミュージシャンは演奏場所を失い、また、自分のレコードがクラブで使用されるために購入される機会も失い、またそこでレコード演奏されることでシーンに紹介され、店頭で購入してもらう機会も失ってしまいます。これじゃ、大金を使ってテレビでPVを流してもらえる連中以外の大部分のミュージシャンは全員失業するしかありません。

 玉木先生のHPで「最近JASRACと契約せず、管理楽曲も使わないライブハウスが増えている」という報告がありましたが、音楽で生計を立てそこに生き死にがかかってたら、そのくらいの自衛をしてこれは当たり前だと思います。JASRACと契約さえしなければミュージャンは音楽で生計を立てることができ、演奏場所も獲得でき、聴衆も集められ、その結果としてハコであるライブハウスねクラブも経営することができるのに、それがまったく不可能になることがわかってるJASRACとの契約なんてもミュージャンもハコもしませんよ。

 つまらないプライドよりも、自分の音楽が演奏できること、また誰かのすばらしい音楽を聴衆に届けることの方がはるかに重要で、そして尊いということがJASRACの会員さんたちにはわからないんでしょうね。

 あと10年位すると、この状態はもっと鮮明になるのではないかと思います。


じろう丸さん 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月22日(火)00時04分25秒

まあ、それほど過激にならないで下さいよ。このあたりはほんとに微妙な問題ですし。

そもそも巻上さんの報告では、JASRACの斎藤理事という方のお話で、この件に関してはライブハウスに関係するJASRAC会員の方の話を聞きながら考えて行くとおっしゃられているのです。(これまでの巻上さんのご尽力も大きいです。)

デュークさんのように、お店側も会員ミュージシャンの方と常日頃近しく話されてる訳ですから、ぜひ親身に間に入ってもらって、このチャンスを最大限に生かすことではないですか。うまく行けばこれまでJASRACと店側との対話を阻んでいた壁が案外取り払われる可能性もある?とも言える?のでは?


プライドのないJASRAC 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月21日(月)22時29分14秒

JASRAC側の代表的な意見としてよく言われるのが、お店側は音楽を商売に使用しているのだからプライドを持て。使用料を払わずに音楽を使いたいなんて、プライドがないのか?‥‥ということですね。

だが、それを言うなら、ミュージシャン(JASRAC会員)だって、お店を自分たちの演奏活動に使用しているのではないですか。
ライヴハウスがあるからこそ、演奏が出来るのではないのでしょうか。
音楽喫茶だって然り。この業種ぐらい、音楽を大事に再生してくれている存在はない、と断言してもいい。それでいて、音楽を使用するあらゆる業種の中で、最も儲けていないのがこの業種なのです。
それなのに、この業種に対して最も高い使用料を設定しているのだから、JASRACはウスラバカです。SWANさんならずとも、「音楽を大事にすると、何か問題があるのか!」と言いたくなります。

JASRAC会員達は、自分たちの音楽が何かに使用されるのが当たり前だと思っているのでしょう。使用してもらえるのは有り難いことだ、などという気持ちはほとんど無いのでしょう。
自分たちのCDが売れないのは自分に才能が無いからだとは、ゆめゆめ思わず、音楽喫茶のせいにしているのでしょう。何という甘ったれ、自惚れでしょうか。
しかしジャズマンはそうは思っていないはず。なぜなら、ジャズのCDは良く売れているから。
演歌系のJASRAC会員達がCD売り上げ減のせいで、音楽喫茶からの徴収を推し進め、そのお金を手にしているのでした。


Re 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月21日(月)07時03分36秒

実はライブハウスに関する過去分10年支払いの理由の本質もデュークさんの言われる観点にあるということです。経営者が自分の店で行う演奏活動の全てを自分が仕切ってる営業行為(著作使用)ととらえ、支払う意志、それに対するプライドを持ち支払いなさいと言っているのがJASRACです。つまり、支払わないのはそのような意識が無いからでしょうと言っている訳ですね。これはJASRAC会員のミュージシャンである玉木さんがお店側の当然の義務だとして主張されたことでもあります。

それに対して、bluetoneさんや、かつて直接玉木さんBBSへ意見を書かれたBBさんの発想は、必ずしもそういう視点にJASRAC会員が立脚できるのかどうか、JASRAC会員ミュージシャンこそ、この問題の当事者たる意識を持ち内部で動く責任があるはずだということを痛烈な皮肉で書かれたのだと思います。こうした視点は当事者(店、JASRAC会員)ではないから言えること、世論として起こった意見です。

(支払えないシステムが継続していた以上、JASRACは一方的に店側に責任を押し付けるべきではないというのが、僕の考えです。そのための理由付けをしてきた訳です。)
編集済


gya- 投稿者:デューク  投稿日: 6月20日(日)08時14分35秒

権利者であるたとえばJASRAC会員の意識改革が、JASRACの改革につながるというようなご意見はよく理解できますし、興味深いところです。

でもライブハウスなどの現場の問題として考えてみると、「JASRAC会員は演奏させない」とか「演奏者に著作権料を払ってもらう」ということは、なぜ店を続けているのかというライブハウスの自己原点のようなものとの間に矛盾を生じてしまう、そう感じる経営者は多いのではないでしょうか。
ライブハウスのプライドのひとつは大仰にいうと「音楽文化を守るんだ」「いい音楽を育てているんだ」というようなところにもあります。毎日1回それを唱えながら仕事をしているというわけではありません、が、「あ感動してるな、また何とかして聴かせてあげたいぞ」「ああ、いいライブだ!できるならギャラをたくさんあげたいんだが」とか「こいつは下手くそだけど、何かあるぞ、もう一回お願いしてみよう」とか、そんなことがあります。また「店をやっているものですが」さんが書かれていたように(ちがっていたらごめんなさい)ライブチャージ料金の設定における店側の気持ちもきっとそのようなものでしょう。

お店と実演家とは音楽そのものへのそれぞれの愛情の上に成り立つ特別な関係です。
また、誰が主催のライブか=誰が著作権使用料を払うのか?
というときに、お店側が払えないとか払いたくないからといって、演奏家を締め出したり、演奏家に「きみ主催のライブにしてね」ということは、ふつうかなりよほどでないと言いいたくない言わないものだと思います。
(もちろん、主催はお店外部のハコ貸しとか、そういう状況はよくあります。でもそれは特殊なことであるお店が多いと思います。毎日のライブは外からも通常お店が催した主体と考えられるでしょう)
それはお店のプライドというものかもしれません「おれのもうけはないけれど、おれもがんばって何とかミュージシャンにギャラを払っているんだ」という気持ちや状況はとても多いことと思われます。

そのひとの人生や生活の変化がおこるくらいの、多額の送金がJASRACからある方は別にしても、たとえばジャズミュージシャンはそんなことはほとんどないでしょうから、「関心が薄い」と言われてもしかたない現実はあるのでしょう(「まあ自分にとっては小遣い程度だから、ライブハウスがそんなにもめてるなんて知らなかった」という有名ミュージシャンもいました)。やはり現実的に、分配までを含めたいろんな規程を決めたJASRACの責任というものが大きいと感じる。
実際、広い分野で膨大な業務(や起こした訴訟(^^ゞ)を持つJASRACにとっては、ライブハウス問題の占めるJASRAC問題のパーセンテージは低いのでしょう。ライブハウスなんてここ3年で1回しか行ったことがないよ、っていうJASRACの会員さんや職員さんや評議員さんや、文化庁の役職の方も数多くいらっしゃるという気がする。

でもほんと待ってるだけじゃ、だめ。(誰かがやってくれるだろう、、とか、俺の時代には仕方ないや、とか、軟弱な自分はすぐになりそう。です)
よし、自分はまわりのデータ集めからするぞ。。。
壁に幾度となくぶつかると、正確なデータをもとに、きちんと思っていることをいう、この基本に、遅すぎましたが気づきました。法律を変える気持ちでうごかなければ、、


私は感情で叫んじゃうひとが大好きです。が、何でもきっちり正確にやりきろうとしてしまう人のとてつもないやさしさも同じくらい好きです。コマプさんのおっしゃるとおり、ここのBBSはもっとざっくばらんにライトに行こうぜ、の考えもそれでいいのだと思います。でも浅い根拠しかない感情に流された軽い書き込みも多い、といってこの掲示板をあまり熱心に読む気がしないといっていた仲間も、またエライ方もいました。むずかしいな!おカタくなるのはつまらないことのようですが、大きな力に向かっていくときに必要だとも思います。ここにいらっしゃる方々には心(感情)と力(現状打破への実力)を持とうとする、両方への工夫が感じられて、私はすごく感動していました(たとえばじろう丸さんにもけんさんにも、うまくいかないことがあったけれど、どちらも足りんなあ、でいいではありませんか、私はふたりとも大大好き)。
でも、まだまだ発展しなければなりません。ここでは全力で闘ったSWANさんの思いが基本、を感じます。
よけいなことを書いてしまいました。勝手おゆるしください。OUR DAY WILL COME. A LAW COURT IS COME TO ME. gya-


国の問題 投稿者:コマプ墨田  投稿日: 6月19日(土)20時32分49秒

著作使用料を支払っても特に問題ないと利用者が思う絶妙な設定(金額+雰囲気)と言うものが、本来はあるはずなんですよ。そういう環境作りに真剣に取り組む姿勢があってこそ、初めて著作権の重要性を国民に問うことが出来るのです。これこそJASRACと文化庁の課題だと思います。

ネットが普及し始めた頃、大きな容量のサーバーを借りる為には結構な支払いが必要で、そのために僕らはいろいろ諦めていたことがありました。ところが、今や年額たった数千円でかなりの容量を確保できます。市場原理のもとで社会全体の可能性はあっという間に拡大されてしまったのです。同時に、ユーザーの欲求、大変革していく技術、市場の動き、それらの間できちんと対応できた企業の可能性も拡大しました。こういう関係においては、ユーザー(料金を払う側)と企業(徴収する側)の間に大きな対立がおこることは無いのです。むしろ「このぐらいは支払わなければ今の環境が失われちゃうよね」とユーザー側も思える訳ですよ。

音楽著作権とは何かを本格的にJASRACが国民に啓蒙しなければならなかった最初の波は1970年でした。それは著作権というものへの理解が極端に遅れている先進国(?)である日本の文化国家(?)としての大きな課題だったのです。そのことに国とJASRACは今日までまともに対応できなかったと言えると思います。立ち向かう事すら出来なかったというべきでしょうか(←世界は全く新たなデカイ波に今まさにのっかろうとしている時に、手前にあるちっちゃな波のところで溺れかかってるみたいな印象大ですねぇ)。結局のところ、著作使用料を支払うことの本当の意味を国民に伝えるどころか、著作権を尊重し文化に関わるという普通にやれるはずのことがあまりに困難であるヘ〜ンな環境作りに専念してしまった。そこからの脱却を考えない限り問題の端緒すら見えてきませんね。
編集済


啓蒙活動 投稿者:bluetone  投稿日: 6月19日(土)01時17分16秒

下の思いつきでも書きましたが、JASRAC会員全般に対して「あなたの権利がこんなに歪められて用いられ、結果としてあなたは大損してますよ」ということをもっと啓蒙すべきではないですかね。
結局、JASRACの規約はJASRAC会員にしか変えられない訳ですから。彼らをこちらから「啓蒙」していくことが今後必須になると思います


巻上公一さんの報告 投稿者:じろう丸  投稿日: 6月18日(金)22時40分7秒

昨日(6月17日)に、JASRACの総会と懇親会があり、現・JASRAC評議員の巻上公一さんが上の人たちにいろいろ質問なさったそうです。

それによりますと、私が以前提案した、全国の保健所にJASRACの契約案内のチラシを置くこと、は既に行われているとのことです。
ただし、保健所によっては置かせてもらえないとのこと。
それでもJASRACも、少しづつ良い方向へと変わろうとしているのだなと思われます。

以下、巻上氏・談。(玉木宏樹氏の提示板より)
いずれにしろ JASRACの算定方式は、音楽の消費量に焦点が置かれていますので
ライブハウスという場が、音楽の生まれるところであるという事情を加味し、
見直すことはできないものかという提案を総会でも懇親会でもしました。
また分配に対しても、もっと納得できる形にできないかなどと要望しましたが、
これを受けて すぎやま理事(注・すぎやまこういち氏)が
「コストパフォーマンスという考えを知ったほうがいい、精度をあげたらこれだけかかるということを知らせて欲しい」というこれまたおふざけの陳腐な発言。
悲しいかな話が違う方向にいってしまいました。
以前、評議員階で訊いたSWANへの請求の年の誤認などについてはあえて質問しませんでした。内容が、煩雑になり、肝心の問題が伝わらないと感じたからです。

巻上さんは巻上さんなりに、JASRACという組織の中で、自分に出来ることを精一杯やってくださったのだと思います。
現在の徴収活動は、JASRAC内の演歌系の派閥が推し進めていることであり、理事のすぎやまこういち氏がその派閥の頂点にいるらしい。
この演歌系の派閥を叩くことが私のやるべきことであると、どうやら解かりました。
さて、どういう手を打ちましょうか‥‥。


思いつき 投稿者:bluetone  投稿日: 6月16日(水)10時55分35秒

JASRAC会員の方が出演される場合、ご本人様からアマバン比で37倍の著作権使用料をいただいて、啓蒙とさせていただくというのはどうでしょう。いやなら演奏していただかなくていいので金だけ払ってくださいという条件で。